大阪博物館で30年間保管されていた岩石から、これまで知られていなかったモササウルスの骨が発見された。研究者らは、岩石から取り出した4つの骨の中に、日本で初めて見つかった上顎骨(プレマキシラ)を発見した。この骨は、他の既知のモササウルス種とは異なる特徴を持っている。
骨の一部には、脳腔に近い骨(基頭骨)の短い角のような突起や、その下の中央溝がないなどの特徴があり、この標本が新種である可能性を示している。しかし、さらに分析が必要だ。
この発見は、博物館のコレクションに保管されているが整備されていない化石が、何年も経っても科学的価値を持つ可能性があることを示している。研究者らは、これらの化石が白亜紀の北西太平洋の海洋生態系について新たな知見を提供する可能性があると考えている。
