オハイオ州立大学の天文学者チームが、Dark Energy Spectroscopic Instrument(DESI)のデータをAIで分析し、重力レンズとして機能する7つのクワーザー候補を発見した。この希少なシステムは、超大質量ブラックホールの進化を理解するのに役立つ可能性がある。
クワーザーは、活発に餌を食べる超大質量ブラックホールによって駆動される銀河の中心部の極めて明るい領域である。しかし、この明るさが銀河自体の観測を困難にしている。重力レンズとして機能するクワーザーは、この問題を克服し、クワーザーと背景の銀河の両方を観測することを可能にする。
研究者たちは、DESIによって検出された約80万のクワーザーのデータを、重力レンズの特徴を検出するための機械学習モデルを用いて分析した。モデルは200の候補を特定し、そのうち7つが手動による検証の結果選ばれた。この発見は、同様の探索方法で特定されたシステムの数をほぼ2倍に増やしている。
