AMDのコンパイラ技術チームは、火曜日に-fenable-readonly-thpという新しいClangフラグの提案を発表した。このオプションは、コンパイルおよびリンク時に命令レベルでTransparent Huge Pages(iTHP)の使用を有効にする。
このオプションは、実行可能セグメントを2 MiBにアラインさせ、起動時にmadvise(MADV_COLLAPSE)を呼び出すことで、カーネルが4 KiBページを大きなページに結合できるようにする。SPEC CPU 2026、Geekbench、そして大きな.textセクションを持つインタプリタやシミュレータなどのワークロードで性能向上が観測される一方、バイナリサイズがわずかに増加し、起動時に小さな遅延が発生する可能性がある。
この手法はLinux 7.2以降のカーネルでのみ動作し、古いバージョンはiTHPをTMPFS経由でのみサポートする。プロトタイプパッチはレビュー用に用意されており、AMDはこの機能をLLVM(おそらくGNU)ツールチェーンに組み込むことを目指している。Googleのエンジニアも同様のライブラリを開発していると述べた。
