ヤーレ大学の天体物理学者マイケル・ケイム氏が率いる研究チームは、NGC 1052領域の銀河群で、暗黒物質を含まずに形成された希少な矮星銀河DF9を発見した。この銀河は、以前に発見されたDF2やDF4といった、暗黒物質を含まずに形成された他の2つの矮星銀河にも似ている。ケイム氏とチームは、DF9の質量を測定するために、ハワイのW.M.ケック天文台にあるケック宇宙網画像装置を使用した。DF9の質量は約1億太陽質量と測定され、これはその見かけの質量と一致する値である。

もし暗黒物質を含んでいれば、その質量は100億太陽質量を超えていなければならなかった。この発見は、銀河の衝突が暗黒物質を可視物質から分離できることを示している。