フランスのUniversité Savoie Mont Blanc-INRAEの研究者らによる新しい研究では、北極イワナ(Salvelinus alpinus)が100年未満の期間で2つの異なる集団に分かれ、急速な進化を遂げたことが示された。この研究は、孤立した動物が環境の変化に予想以上に速く適応できる可能性を示唆している。
この研究では、同じ起源を持つ2つの異なる北極イワナの集団が調査された。一方の集団はジュネーヴ湖で生活しており、もう一方の集団は100年前にメルカントゥール国立公園のアロス湖に移入された。研究者らは、これらの集団の形態学的特徴と成長特性を比較し、制御された環境で飼育した。
この研究は、フェノタイプ的可塑性と遺伝的違いが、これらの集団が急速な進化を遂げる上で役割を果たしたことを示した。研究者らは、これらの発見が気候変動の文脈で集団が環境の変化にどのように適応できるかについて新たな知見を提供すると述べた。
