CFM Internationalは、GE AerospaceとSafran Aircraft Enginesの合弁企業として、革命的な持続可能エンジンを意味するRISE(Revolutionary Innovation for Sustainable Engines)のオープンファン設計をフルスケール試験段階に進めた。このエンジンは、従来のエンジンと比較して燃料消費とCO2排出をそれぞれ20%削減することを目標としている。オープンファン設計は、ファンブレードをカバーの外側に配置することで、より大きなファンを実現。空気をよりゆっくりと加速させることで、推力効率を高める。

試験は、鳥との衝突、氷の蓄積、粉塵吸い込みなどの実際の運用条件における耐久性を評価するために実施されている。これまでに、ファンシステムの初の高回転低圧タービンが1,000時間以上テストされ、気動性能と熱性能が確認された。CFMは、2,000人以上のエンジニアがこのプロジェクトに従事しており、14億時間に及ぶ飛行データを技術に統合したと述べている。

フルスケールの前部モジュールの試験は、ヴィラロシュにある8メートルの新試験施設で実施される。既に実証済みの複合材料ファンブレードなどの技術が、この新設計に統合されている。エンジンの量産は2030年代の実用化が見込まれている。