カナダのAddiction and Mental Health Centreの研究で、長COVID患者のドーパミンを分泌する神経の密度が顕著に低下していることが確認された。PETスキャンでは、動機づけ、運動、記憶と関連する線条体領域でのドーパミンマーカーの減少が明らかになった。

損傷の部位ごとに異なる症状が関連付けられた:腹側線条体の減少は意欲の低下、背側putamenの減少は運動の遅延、caudate putamenの減少は記憶障害と結びついていた。研究者たちは、この損傷が脳内の炎症と関連している可能性を示唆している。

この発見は、ドーパミン機能を補助する既存薬剤が長COVIDの治療に再利用できる可能性を示唆する。研究チームは、このアプローチを検証するための臨床試験を開始する予定だ。この発見は、患者の症状が生物学的根拠を持つことを裏付ける。