長江で行われた洪水防御事業が、実際には洪水災害を悪化させたと指摘された。Jiangsu Normal UniversityのYu Shiyong率いる研究チームは、過去500年間に発生した洪水事例を調査し、洪水防御事業が災害を悪化させたと主張した。研究者は、河川が狭い区域に押し込められることで、洪水水が集まる場所が減少し、その結果洪水がより深刻になる可能性があると指摘した。
研究者は、洪水防御事業は小規模で頻発する洪水は防げるものの、稀で極端な洪水の最大流量を増大させると主張した。また、洪水防御が進むことで人々が洪水平野に居住したり工場を建設したりすることを安全だと感じ、結果として防御が突破された際により多くの人命や資産が被害を受けると指摘した。
研究者は、よりハイブリッドな水管理システムを提案している。
