量子技術企業Photon Queueは、量子コンピュータやフォトニクス分野の研究を加速させるため、400万ポンドの新たな資金を調達した。同社はフォトンを一時的に保存するシステムを開発中で、このシステムは量子コンピュータやネットワークの各部が正確なタイミングで動作することを可能にする。
フォトンは量子システムで情報伝達や異なるプロセッサ間の接続に利用されるが、その高速な動きが計算のタイミングに問題を引き起こす。Photon Queueは反射鏡を使ったループでフォトンを保持することでこの問題を解決しようとしている。同社の技術は冷却システムを必要とせず、常温で動作可能だ。
同社の創業者兼CEOのNathan Arnoldは「実用的な量子コンピュータでは、フォトンがネットワーク内で極めて高い精度、効率、タイミングで動作する必要がある。この問題を解決するためにPhoton Queueは設立された」と述べた。同社はSandia国立研究所とメリーランド大学と協力し、量子メモリが次世代コンピュータの基盤インフラとなることを示した。
