NASAのCuriosityローバーが、火星のMount Sharp地域で「侵食スーパーフェイス」と呼ばれる地質層の縁に到達した。この地域は風や水による大規模な侵食を受け、新しい層が形成された断絶点と考えられている。ローバーはMastcam、ChemCam、MAHLI、APXSなどの機器を使用し、この地域の組成とcmスケールの構造を詳細に分析している。

今週、ローバーはこの地域のさまざまな地点から画像を撮影し、スーパーフェイスについてさらに多くの情報を収集した。ローバーはMonte Darwin、Patacamaya、Tarucachi、Mojoncasaと呼ばれる地点からサンプルを採取し、最も興味深い部分を近距離で調査した。また、ローバーの車輪の状態を確認するためにMAHLIとMastcamの画像も撮影された。

ローバーは今週中にスーパーフェイスにさらに近づき、来週この地域を通過するための最適なルートを決定する予定だ。この地域は砂利と急斜面が混在する難しい地形であり、ローバーにとって厳しい旅となる可能性がある。ローバーは最適なルートを決定する際、科学的に最も興味深い地点も考慮している。