オーストラリアで初めて、フェラル猫の胃内容物にDNAメタバーコーディング法を用いた分析が行われた。この研究は、従来の胃内容物や糞便の検査方法では固有動物を過小評価している可能性があることを示している。その結果、フェラル猫が年間約15億匹の固有動物を殺害しているという推定よりも、実際の数はさらに多い可能性があることが示唆されている。
DNAベースの分析は、従来の方法に比べて哺乳類では2倍、鳥類では3倍の種を検出した。しかし、爬虫類についてはこの方法が同様に有効とは判明しなかった。また、検出された種はより多くの猫で見つかっており、捕食率は従来の推定よりも高いことが示された。
従来の方法では、消化器官で摩耗した小さな部分や柔らかい体の部分の50%以上が同定できず、過小評価につながっている。研究者たちは、最もリスクの低い種の保護努力に焦点を当てるため、これらのデータの信頼性を高めたいとしている。将来的には、DNAと従来の方法を組み合わせることで、侵略的捕食者の影響をより正確に測定することが提案されている。
