中国の主要な海洋調査船の1つである東方紅2号は、27年間の運用期間中に60万海里以上の航路を航行し、160件以上の科学調査ミッションを実施してきた。この船は、最新の改修により動的定位システムと自動航行システムを搭載し、長時間の停泊が可能となり、A地点からB地点への自動航行も可能になった。また、船内の実験室が拡張され、1万メートルの深海まで到達可能な新しいクレーンシステムが追加された。
この船は全長315メートル、総重量3000トンである。改修工事では、船の制御、動力、科学調査機能、作業スペースの配置、航行性能の向上が重点的に行われた。特に注目すべき変更は、ブリッジ(操舵室)に行われた。ブリッジは現在、より開放的なデザインになっており、乗組員が航行と科学実験を行う際により良い視界を得られるようになった。
東方紅2号は、中国海洋大学によって1996年に就役し、27年間にわたり水理学、気象学、物理学、化学、地質学、地球物理学、学生実習など、さまざまな分野で160件以上の科学調査ミッションを実施してきた。この船は、アメリカ、カナダ、フランス、日本、韓国と共同研究プログラムを実施してきた。
