1960年代にLockheed Martin(当時のLockheed Missiles and Space Co.)とEl Camino病院によって開発されたMedical Information System-I(MIS-I)は、世界初の病院全体をカバーするコンピュータベースの患者記録システムとして、紙ベースの記録からデジタルシステムへの移行の先駆けとなった。このシステムは、患者の受付、検査や画像診断の注文、フォローアップの予約、病院の請求書作成などの業務をデジタル化した。
MIS-Iは、1960年代に一般的ではなかったキーボードの使用を避けるために光ペン技術を採用し、医師や看護師が患者情報にアクセスし、業務を実行できるようにした。このシステムは14インチのテレビ画面、キーボード、光ペンで構成されていた。医師や看護師は身分証明カードをスキャンしてシステムにアクセスし、患者の記録に情報を追加したり、薬や検査を依頼したりすることができた。
MIS-Iは1973年にIEEE Milestoneとして認定され、5月14日にEl Camino病院で開催された式典で表彰された。このシステムは1968年にEl Camino病院で導入され、1974年に病院全体で完全に実装された。
