ホンダは、イタリア・ミラノで開幕したEICMA 2026において、初のハイパフォーマンス電動マウンテンバイク(e-MTB)となる「Honda RN0」を世界初公開した。ドイツのe-MTBメーカーROTWILDと共同開発されたこのモデルは、カーボンモノコックフレームと約24kgの車重が特徴だ。2000年代にホンダが開発し、UCIワールドカップで成果を上げた経験を統合し、「Ride Natural」「Reach New Peaks」のスローガンを掲げて新たな市場を狙う。

フレームは高剛性で直進安定性を確保しつつ、コーナリング時にバイクが路面に追従するしなやかさを備える。S、M、Lの3サイズ展開で、フロント29インチ、リア27.5インチのホイールを採用。シマノの新型ドライブユニットは重量2.3kgで最大トルク100Nm、最大出力750Wを発揮し、720Whのバッテリー容量が十分な航続距離を支える。

AUTO ASSISTやAUTO SHIFTといった自動アシスト・変速機能によりケイデンスを一定に保ち、ペダリングを一時的に休めて走行パワーを温存するアシスト機構も搭載。フレーム内蔵の2.2インチカラー液晶は速度、残量、アシストモードを表示し、USB-C経由のスマートフォン充電やシマノアプリによる設定変更にも対応する。