ポール・シュライダーが80歳で執筆・監督した「哲学の基礎」は、ヴェネツィア国際映画祭のコンペティション部門外で初上映された。映画は、ジャック・ハストンが演じる哲学教授ジョン・ジョリッセンが、若き日の性的搾取の被害者が予期せず人生に戻ってきた際、過去と向き合う様子を描いている。

上映後、客席は4分半の拍手で応え、ジャック・ハストンは監督の背中をたたき、拍手する観客に向けて「ブラヴォ、ブラヴォ!」と叫んだ。

脇を固めるのはソフィア・ブテラ、ビル・プラム、ダニエル・ゾヴァットで、監督とは温かい雰囲気で交流していた。