デュッセルドルフ地方裁判所は、中国のYiwu Philharmonic Musical InstrumentsがAliExpress経由でドイツに販売していたストラトキャスターのコピー品について、フェンダー側の勝訴判決を下した。裁判所はボディデザインを単なる機能的形状ではなく、独創性を備えた「応用美術作品」と定義した。
この判例により、フェンダーの法的闘争は完全なコピー品から、長年にわたり独自開発され市場で地位を確立してきたモデルへと拡大する道が開かれた。同社は日本の大手ヤマハに対し、PACIFICAシリーズがストラトキャスターの保護対象デザイン要素を侵害しているとして警告書を送付した。
ドイツ裁判所の判決が直接日本で効力を持つわけではないが、フェンダーにとってEU市場に参入する製品への重大なリスクとなり得る。またブランド価値向上戦略の一環として、PreSonusの「Studio One」ソフトウェアを「Fender Studio Pro」としてリブランドしていることも確認されている。
