Boston Collegeの科学者らは、火星から新たに発見された隕石が12億7000万年の年代で、惑星のこれまで採取されていない資源から来ていることを確認した。この研究はGeochimica et Cosmochimica Acta誌に掲載された。

火星由来の岩石は衝撃で惑星から剥がれ落ちたため、科学者の手元には約400個の火星隕石がある。

最も一般的な火成火星岩群であるshergottitのほぼ全ては、6億年より若いと年代付けされている。

24億年前に遡る最古のshergottitの中には、火星の地質や歴史について情報が得られない約18億年の空白がある。

この時代のサンプルがないため、火星の地質活動について知ることができなかった、と報告書の著者であるBoston Collegeの地球・環境科学教授Ethan Baxterは説明した。

13億〜14億年前の他の2つの希少火星隕石クラスであるchassignitとnahklitも、この新たなサンプルと同様に化学的に異なる。

Baxterらのチームは、隕石の結晶化年代と組成を決定するために最新の放射性同位体技術を用いた。

発見は予想外だった。'この隕石の特性は全く驚くべきものだった'と、Boston Collegeの同位体地球化学センター創設者Baxterは語った。