フランスとスペインで森林火災により、数万人が自宅や休暇住宅を離れることを余儀なくされた。火災は住宅を焼き払い、大規模な移動を引き起こし、フランスの平和時における最大級の民間避難作戦の一つとなった。スペイン東部では1人が死亡し、フランスのボルドー市とスペインの首都マドリード周辺では新たな避難命令が出された。
火災により、家族たちは煙と炎から逃れ、体育館や展示場でテントを張って寝ることになった。70歳のフレデリック・タヴィティアンは、ボルドーの展示場で過ごした夜について、「避難しなければならないと言われた。煙の柱を見た。噴火しそうな火山のようだった」と語った。展示場では5000~6000人が夜を過ごしたと伝えられている。
フランスのジロンド県では、火災が「パイロ積乱雲」を形成し、独自の風と渦を生み出し、火災を「予測不能で制御不能な」状態にした。スペインでは、マドリードの西にあるトレド近くで新たな避難命令が出された。スペイン内務大臣のフェルナンド・グランデ=マルラスカは、「今日は少し悲観的だ」と述べた。「天候は全く助けになっていない」と付け加えた。
