フランスとスペインで続く森林火災により、煙が健康に与えるリスクが再び注目されている。専門家は煙に含まれる有害物質、最もリスクの高いグループ、そして保護方法について説明した。
煙には植物が燃えることで大気中に放出される有害ガスや微粒子が含まれる。特に微細な粒子は肺の奥まで達し、健康に害を及ぼす。煙には一酸化炭素、二酸化炭素、アセトアルデヒド、ホルムアルデヒド、ベンゼンなどの有害な化学物質も含まれる。
最もリスクの高いグループには高齢者、呼吸器疾患患者、乳児、喘息患者が含まれる。これらのグループは煙の影響に特に敏感である。煙の影響は風によって広範囲に拡散し、遠く離れた地域の人々にも影響を及ぼす可能性がある。
フランスの健康安全庁(Anses)は、消火活動に従事する消防士も煙の影響から保護される必要があると強調している。消防士は火災現場から離れても、汚染された装備や車両によって煙の影響を受ける可能性があると指摘している。
煙の影響から身を守るためには、FFP2マスクの使用、屋外での滞在時間の制限、窓やドアを閉めることが推奨される。また、湿った布で空気の流れを遮断したり、自動換気システムをオフにすることも効果的である。
