ラン州大学のChen TanとYong‑Qiang Wangは、ブラックホールの中心に特異点の代わりに中性子星が存在し得ることを示唆するモデルを開発した。このモデルは、特定の密度を持つ暗黒物質ハローが中性子星を取り囲み、ブラックホールに類似した構造を形成できることを示す。中性子星は、マンハッタンサイズの球体内に約50万地球質量を収めており、この構造は中性子星の周囲にブラックホールに類似した構造を作り出す。
モデルは、中性子星の周囲に10〜12キロメートルの厚さのシェルが形成されると予測している。このシェルは中性子星の周囲にブラックホールに類似した構造を作り、中性子星はその内部で通常通り存続し続ける。このモデルは、ブラックホールの中心に特異点の代わりに中性子星が存在し得ることを示唆している。
しかし、このモデルが実際に観測可能かどうかはまだ分かっていない。研究者らは、このモデルが思考実験の域を出ず、暗黒物質の密度が天文学者が予想するよりはるかに高くなる必要があると指摘している。このモデルは、ブラックホールの中心に特異点の代わりに中性子星が存在し得ることを示唆する思考実験にすぎない。
