IEEEはブータン政府と共同で開催した「エンジニアリング教育、研究、イノベーション・サミット」で、同国のデジタル変革に向けた戦略が議論された。6月9日~10日にパロで開催されたイベントでは、デジタル変革、エンジニアリング教育、持続可能な開発の交差点に焦点が当てられた。
サミットでは、現代的なエンジニアリングカリキュラムを理論から実践・スキルベースのモデルへ転換すること、AIの高等教育への統合、国全体での均等なデジタル準備のためのインフラ課題の克服などが議論された。IEEE会長のメアリー・エレン・ランドールは、AIが技術の風景を変える中で、IEEEがブータンのイノベーションとレジリエンスの時代に備えるための高等教育の進歩を促進する役割を強調した。
ブータンのチミ・ヤンゾム・ワンチュク王女は、技術的イノベーションが同国の国民総幸福(GNH)哲学と調和する必要があると指摘した。サミットでは、ブータンの未来に向けて労働力の準備、AIと研究インフラ、価値観に基づくイノベーション、機関間の連携、持続可能性に関するロードマップが策定された。
