AIインフラ企業Infinityは、NvidiaのCUDAに代わるソリューションを提供するために1500万ドルの資金を調達した。投資家にはTouring Capital、Principal VC、OpenAIおよびAnthropicの研究者らが名を連ねる。同社の目標は、AIモデルがNvidiaチップだけでなく、SRAM、スマートフォンチップ、Systolic Arrayなどの異なるハードウェアでも安定して動作することだ。

Infinityは、Google Brainで働いていたJeremy Nixonによって設立された。Nixonは自身が開発したアルゴリズム「Omega」で、機械学習アルゴリズムを自動生成・評価するシステムを構築。この経験が、ハードウェアレベルの自動化を目指すInfinityの設立につながった。同社のAI研究ツール「Ignition」は、低レベルコード(カーネル)を自動で生成・テストし、パフォーマンスを向上させるために自らコードを再構築する。

Infinityは、D-MatrixなどNvidiaの競合企業と提携し、他のチップおよびクラウド企業とも交渉中だ。人間は高レベルの指示を出し、Ignitionが繰り返しで時間のかかるタスクを担う。同社の課金モデルは、パフォーマンス向上とコスト削減の割合に基づいている。現在、26人のチームで活動している。