IntelはQATlibライブラリの26.08バージョンをリリースし、次世代QAT Gen6 6XXXアクセラレータのユーザー空間サポートを完了させた。Linuxカーネルドライバーで既に追加されていたGen6サポートが、ユーザー側ライブラリと同期した。これにより、ハードウェア側の新機能がソフトウェアから利用可能になった。

重要な変更点として、QAT_MAX_2M_HPG_PER_PROCESS環境変数が追加され、2MBサイズのHugepageの有効化が可能になった。また、EPOLLマージスケジューラサポートと、デバイス管理用のrate-limiting機能をサポートするsla_mgrスクリプトもパッケージに含まれる。これらの機能は、データ集約型ワークロードでのレイテンシ低減とデータ転送効率向上を目的としている。

IntelはGen6サポートが次世代Xeon 7 Diamond Rapidsプロセッサで利用可能になると説明したが、これらのプロセッサはまだ市場に登場していない。このアップデートでは、QATコードのサンプルとZstandard、KPTなどの暗号化・圧縮モジュールも更新された。Intelは一部の機能がクライアント製品で未確認であると説明しつつ、開発者がテスト環境で試すことができると述べている。