Indian Institute of Technology Gandhinagar (IITGN)の研究者は、金ナノテレスをがん細胞の小胞体(ER)に導き、近赤外光で熱を発生させる新しい治療プラットフォームを開発したと発表した。研究はJournal of Materials Chemistry Bに掲載された。

ナノテレスはシスプラチン、インドメタシン、そしてER指向分子で機能化され、ER内に蓄積してストレスを誘発し、光刺激により活性酸素種(ROS)を生成してオートファジーとアポトーシス経路を活性化した。大腸、子宮頸部、乳がん細胞株で、非がん細胞に比べて顕著な生存率低下が観察された。

ただし、本研究は細胞培養のみで実施されており、ナノロッドが腫瘍内に安全に蓄積し、体内での分布や除去が確認されていない。動物モデルでの毒性および薬物動態評価が臨床的妥当性の次のステップと位置付けられた。