成均館大学と中国科学院の研究者らは、金属ガラスのガラス化能(GFA)を迅速に評価するため、電気抵抗の変化を利用した新手法を開発した。金属ガラスは原子が規則的に配列しないガラス様構造を持つ特殊合金であり、高い耐久性、耐摩耗性、複雑な成形性により、ロボット部品、宇宙システム、次世代医療機器の材料として期待されている。
GFAは金属ガラスが結晶化せずにガラス化する確率を示す指標で、従来の手法で予測するのは困難であった。研究者は、電気抵抗が原子配列の進展に伴って変化することに着目し、3,500以上の金属ガラス合金を調査して本手法を確立した。GFAが高い合金は加熱後の電気抵抗低下が小さく、長距離結晶秩序の形成に対して高い抵抗性を示すことが分かった。
本手法は従来法に比べて数百倍高速であり、複雑な製造や特性評価プロセスを必要としない。
