オランダの研究者たちは、2010年にカナリア諸島のウィリアム・ハーシェル望遠鏡で収集されたデータから、金星の上層大気に巨大な輪状構造を発見した。この輪状構造は通常の画像では見えないが、偏光光で検出できる。研究者たちは、この輪状構造が大気密度の変化と関連している可能性があり、巨大な重力波の指標であると考えている。

研究者たちは、コンピュータシミュレーションを用いて金星の大気中の光の散乱をモデル化し、輪状構造が5-10%の密度変化によって形成される可能性があることを発見した。この変化は、大気波の存在を示している可能性がある。しかし、これらの発見はまだ確認されたものではなく、候補としてのみ扱われている。

研究者たちは、ExPo装置がもはや使用されていないため、これらのデータが唯一の情報源であり、さらにデータを収集できないと指摘している。そのため、これらの発見を確認するためには新たな観測が必要となる。