カリフォルニアのサクラメントバレー水貯蔵地は、近年の急速な淡水抽出により不可逆的に縮小した。研究者たちは、2021年以降、貯蔵地の貯水能力が年0.2立方キロメートル減少していることを確認した。これはロサンゼルスの年間水消費量の約30%に相当し、貯蔵地が将来より少ない水を貯められることを意味する。

衛星データは、貯蔵地が2021年以降不可逆的な変形を起こしていることを示している。2016年から2020年までの間、土壌レベルは元の位置に戻っていた。しかし2021年以降、一部の地域では年間50センチメートルに及ぶ沈下が観測されている。これは以前の年の可逆的なレベルの何倍もの規模だ。

研究者たちは、宇宙ベースの監視システムが水貯蔵地の早期消費と貯水能力の喪失を検知する可能性を持っていると指摘している。しかし今回は検知が遅く、貯蔵地の能力に不可逆的な減少が起こってしまった。