カリフォルニア州ベンチュラ郡にある旧核・ロケット試験場サンタ・スサナ・フィールド・ラボラトリー近隣の住民が、慢性疾患の罹患率が高いことが明らかになった。研究は、University of California Wrigley Institute for Environment and SustainabilityのJenna Blytheが主導し、施設から15マイル(24km)以内の475人を対象としたアンケートで実施された。

アンケート回答者のうち、5マイル(8km)以内に住む人の18%が自己免疫疾患、15%が代謝または内分泌障害と診断されたと回答した。これらの割合は、11〜15マイル(18〜24km)離れた層ではそれぞれ4%と2%に低下した。研究は参加者自己申告の診断を用い、医療記録での検証は行っていないことを強調した。

研究者は、これらの結果が因果関係を証明するものではなく、気候変動が干ばつや山火事によって汚染物質拡散リスクを高める可能性があるとして、さらなる研究が必要だと述べた。Blytheは次の研究で、環境リスク認知が個人および社会的防御行動に与える影響を検討する予定だ。