KDE開発者のMéven Car氏が、KIOコード内の長年続いていた小さなファイルコピーの遅延問題を解決する方法を開発した。Car氏は、KIOコード内のメモリ内転送とファイルコピー処理を1つのコマンドで統合する方法を削除することで、この問題の解決を試みた。まだ統合されていないコードは、6.29バージョン以降のリリースで期待されるパフォーマンス向上を実現する予定だ。

Car氏がブログで共有したパフォーマンスデータによると、新しいコードでは小さなファイルコピー時間が、cpコマンドに比べて大幅に短縮された。KIO 6.28バージョンは、cpコマンドに比べて約20倍遅かった。メモリ内プロセッサ用のソケットを削除し、各ファイルごとに1回だけターゲットファイルシステムをスキャンするのを停止することで、時間を約1.6秒から0.4秒(約4倍)に短縮した。コピー処理を一括で行うことで、時間を88ミリ秒に短縮し、これはcpコマンドの速度と同等で、6.28バージョンより約18倍速い。

この重要な改善について詳しく知るには、Car氏のブログ記事を参照してください。