Vienna Teknoloji Enstitüsüの研究者らは、核時計用に10倍の精度が期待できる結晶を開発した。この結晶は原子時計の精度向上に寄与する。研究者らは15年間この結晶の開発に専念した。核時計は原子核のエネルギー遷移を利用して時間を測定する。

これらの時計は、磁場や電場の影響から保護するために大型の真空チャンバーとシールドが必要である。しかし研究者らは核時計をさらに小型化しようとしている。これらの時計は高周波の紫外線を用いてより大きなエネルギー遷移を生み出し、時間をより高精度に測定できる。研究者らはこの時計の開発に伴う課題の解決に取り組んでいる。

例えば、中性子のスピン反転にはガンマ光レーザーが必要とされる。しかし研究者らは紫外線レーザーを用いてトリウム-229同位体の中性子を反転させることに成功した。研究者らはこれらの時計をより小型の装置でも利用できるように研究を進めている。