コートニー・コックスが12年ぶりに監督業に復帰し、トロント国際映画祭で『Evil Genius』をお披露目した。コックスは映画の基盤となるブライアン・ウェルズ事件について、2003年にペンシルベニア州エリーでピザ配達員が爆弾を装着させられ、銀行強盗を強要された顛末を説明した。
コックスは、デヴィッド・ハーバー演じるビルとパトリシア・アークエット演じるマージョリーの間で、いかにコミカルかつ矛盾に満ちた銀行強盗計画が立ち上がったかを語った。『フレンズ』での経験を踏まえ、キャラクターのセリフへの反応の明確さ、真似のできない個性的なキャラクターを作ることの重要性を強調した。
本作が単なるコメディでもドラマでもないことを指摘し、『アイ、トーニャ 史上最大のスキャンダル』や『トゥ・ダイ・フォー』といった作品から学んだ、真に感情的かつコミカルなトーンのバランスの取り方を実践したと述べた。コックスは、ウェルズ事件をなぞるだけでなく、登場人物の動機と人間の本質を浮き彫りにすることを狙ったと強調している。