米国保健省、2021年に生体から臓器を取得しようとしたとの疑惑で注目を集めたケンタッキー州を拠点とするNetwork for Hope(NFH)という臓器提供組織を閉鎖するために動き出した。組織の認証の取消しは、ケンタッキー州およびインディアナ州、オハイオ州、ウェストバージニア州の一部地域でサービスを提供している組織の閉鎖をもたらすだろう。NFHは、省の決定に対して異議を申し立てると発表した。

省の決定の根拠は、NFHに関する2つの連邦調査の結果である。調査では、組織が『継続的な患者安全の失敗』のために認証取消しとなる必要があると示された。調査では、351件の臓器提供が承認されたが、取り消された場合に103件で懸念される特徴が見つかったことが明らかになった。そのうち73件では、患者が臓器提供に適していないことを示す神経学的兆候が確認された。

臓器提供組織は、近年、心停止後に臓器提供を希望する人の数が増加したことで注目を集めている。この種の提供は、患者の回復が見込まれないときに家族が生命維持システムを外すことで行われる。しかし、生命維持システムをいつ外すべきかという明確な基準は存在しない。