米国原子力規制委員会(NRC)は、Framatomeのワシントン州リッチランド工場でのTRISO核燃料生産を承認した。この燃料は、ウラン核の炭素とシリコンカーバイドの層で保護された構造を持ち、高温でも放射性分裂生成物を保持できる特性がある。同工場は2027年から年間2メトリックトンのTRISO燃料生産を開始する予定だ。

Framatomeの承認は、高濃縮度低濃縮ウラン(HALEU)生産の拡大にも寄与する。HALEUは既存の原子炉で使用される燃料の濃縮度を超え、次世代原子炉向けの燃料として期待されている。Framatomeは将来、ウラン235の濃縮度を20%まで引き上げる計画だ。

LightbridgeとQuadrant Nuclear Industriesは、HALEU燃料供給に関する覚書(MoU)に署名した。この協定は、将来の燃料供給計画、規制調整、物流などでの協力を目的としている。QNIのアイダホ国立研究所に建設されるVanguard施設は、満産能で年間18メトリックトンのHALEU生産を行う予定だ。