新研究で、迷走神経が食事中に中隔核ニューロンからアセチルコリン(aCh)の分泌を誘発し、このメカニズムが記憶と認知機能において重要な役割を果たすことが明らかになった。研究者らはマウスモデルを用いてインビボ光ファイバーフォトメトリーを行い、食事中に中隔核ニューロンがaChを分泌し、このメカニズムが迷走神経を介して機能することを確認した。このメカニズムが損なわれると、記憶と認知機能に障害が生じる可能性がある。

研究は、幼少期の西洋式食事(高脂肪・高糖質)が記憶と認知機能に障害を引き起こす可能性があることも示唆している。このような食事は、aChの調節メカニズムを損ない、記憶と認知機能に障害を引き起こす可能性がある。

この研究は、健康的な食事の重要性を再確認するとともに、アルツハイマー病や認知症など認知機能に障害を示す疾患についての新たな知見を提供している。