米国最大の電力網運営会社PJM Interconnectionは、データセンターの急速な成長により電力需要に対応できなくなっている。同社は2027年から、50メガワット以上のデータセンターに対して一時的な停電を実施する計画を立てている。この停電は電力需要が高まる時期に発生し、影響を受けるデータセンターには事前に通知される。

データセンターの電力消費量は2035年までに4倍になると予想されている。このためPJM Interconnectionは、新たな発電容量を追加するための入札を実施している。しかし、この停電はデータセンターが自前の発電源を設置したり、予備発電機に依存することになる可能性がある。

PJM Interconnectionの運営方法は最近、批判を受けている。同社の管轄地域にはバージニア州からイリノイ州まで6700万人の顧客がいる。過去1年間で卸電力価格はほぼ2倍になり、PJMの独立した市場監視機関はこの値上げの大部分をデータセンターに帰結させている。