NANO Nuclear Energyは、高温ガス冷却型KRONOS MMRマイクロリアクターの主要冷却コンポーネントであるヘリウムサーキュレーターを詳細設計段階へ移行した。同社は、Baker Hughes傘下のHowdenと協力し、サーキュレーターの工学評価、3Dモデル、設計レビューを完了した。
ヘリウムサーキュレーターは、水冷却型リアクターとは異なりガス冷却を採用するシステムにおいて、リアクター炉心で生成された熱の輸送において重要な役割を果たす。詳細設計段階は、当該コンポーネントの試験、適格性評価、製造に向けたより明確な工学的基盤を提供するものであり、材料試験、性能最適化、製造計画に関する作業が継続中である。
この進展はプロトタイプ建設、ライセンス取得、展開プロセスにおける工学的マイルストーンではあるが、リアクターの建設または運転許可を意味するものではない。NANO Nuclearは、米国原子力規制委員会(NRC)との事前申請活動を継続しており、Fortilと燃料処理・貯蔵システムにおいても並行して開発を進めている。サーキュレーターの製造移行には、追加の適格性評価と試験段階が待たれている。
