ナンシー・グレース・ローマン宇宙望遠鏡は2026年8月31日、フロリダのケネディ宇宙センターからスペースXのファルコンヘビーロケットで宇宙へ打ち上げられた。打ち上げはAPODの日刊天文画像シリーズで発表された。ミッションは宇宙の膨張と系外惑星に関するデータ収集を目的として進められている。
望遠鏡の主鏡はハッブル宇宙望遠鏡と同じ口径だが、より湾曲した形状を持ち、副鏡は互いにより近く配置されている。また主カメラもより大型に設計された。これら3つの特徴が組み合わさることで、ローマンは1回の撮像ごとにハッブルの100倍の天域を走査できる。
ローマンはジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡と同様に太陽の周りを周回し、地球軌道には入らない。これにより大気の影響を受けない長期間の観測が可能になる。科学者らはこの望遠鏡でより多くの超新星と系外惑星を発見し、宇宙の膨張速度と生命の可能性をより深く理解することを目指している。
