NASAは8月30日(日)に大型打上げロケットでローマン宇宙望遠鏡を打ち上げる。望遠鏡は暗黒エネルギーの研究と遠方の惑星系の観測を目的としている。
望遠鏡の主鏡と光学系は、1999年から2005年にかけてNROの「Future Imagery Architecture」プログラムの下、ボーイングが製造した偵察衛星の未使用の2つの望遠鏡から取得されたものだ。これらの光学系はハッブルと同等の品質を持ち、NASAに無償で寄贈されたが、電子機器の再設計と一部情報の暗号化が必要となる。
ハードウェアの再利用による総コスト削減はまだ確定していない。専門家は各望遠鏡の価値が少なくとも2億5千万ドルと見積もっているが、実際の削減額は不明だ。NASAは第二のNRO望遠鏡も保有しているが、現時点で具体的なミッションは未定である。ローマン計画は、JWSTの高コストと遅延にもかかわらず、スケジュールと予算の面で安定した進捗を示している。
