NASAのNancy Grace Roman宇宙望遠鏡が、日本時間30日の深夜、フロリダ州ケネディ宇宙センターからSpaceX Falcon Heavyで打ち上げられ、約31分後に高度700キロメートルの軌道に投入された。

直径2.4メートルの主鏡を持ち、12.7メートルの長さを持つこの望遠鏡は、広視野撮影装置と直接撮影装置(coronagraph)を搭載する。広視野撮影装置は、Ia型超新星や数億の銀河を用いて宇宙の膨張を高精度に測定する。日本のJAXAが主導し、coronagraphのマスクと光学部品を提供。Misasa深宇宙地上局でのデータ受信にも貢献する。

Roman望遠鏡は、暗黒エネルギーの本質を特定するのではなく、膨張への影響のみをマッピングする。初の科学的画像は、NASAが2026年初頭に公開すると予想されている。