Nikonは2026年に刷新されたActionシリーズでAction Zoom 10-22x50モデルを発表した。この双眼鏡は10倍から22倍まで可変倍率を提供し、1台で広域観測と近接観測の両方が可能だ。右側のアイカップにあるズームレバーで観測中に倍率を簡単に変更でき、12倍、15倍、18倍といった中間倍率も微調整に利用できる。
本モデルは2007年と2013年の前世代を踏まえて設計され、視界幅16.3 mmとアルミニウムフレームを採用し、前モデルAculonより10 g軽量化された。可変倍率に伴う光学的妥協は避けられない。10倍時の出射瞳は5 mmだが、22倍時には2.3 mmに低下し、受光量は約半分になる。特にオリオン大星雲のような拡がった深宇宙対象では、22倍視野は著しく暗くなり、同星雲は固定倍率のAction 16x50の方が見やすい。
また、10倍時には画像の周辺に歪みが目立つが、倍率を上げるとこの問題は解消される。22倍での観測は実用的でなく、特にベッドヘッド方向を見る際の手ブレが細部を損ない、三脚の使用がほぼ必須になる。使用者にとってはゴム製アイカップが開閉の二段階しか調整できない点が s
