NVIDIAはAIスタートアップPoolsideと合計70億ドル規模の契約を締結した。うち60億ドルはライセンスとエンジニアの取得に、10億ドルは投資として割り当てられる。この措置により、GPU需要が減少した場合でも同社のGPUを自社のAIモデルに振り向ける保証が得られる。
本契約は、NVIDIAがNemotronシリーズにオープンウェイトのAIモデルを追加し、Poolsideのエンジニアがこれらのモデルの性能を向上させることを目的としている。同社はNemotron 3.5 Lightningがトークン生成速度を4倍に向上させた一方で、タスク処理速度はわずか30%の改善にとどまったと指摘しており、Poolside技術がこの不足を補うことが期待されている。
この戦略により、NVIDIAはOpenAIやAnthropicといった企業と競合できる立場となり、GPU需要の不確実性に対する保護層を提供する。Sam AltmanがAIの採用速度が予想より遅いと認めたことは、NVIDIAのリスク回避策をさらに意味あるものにしている。
