ラトガース大学の研究者は、2型糖尿病の成人において、オゼンピックやウィゴビーといったGLP-1受容体作動薬の使用が虚血性視神経症のリスクを高めると報告した。まれな視力喪失につながり得るこの状態は、薬剤の広範な使用に伴い、安全性評価に新たな論点を加えた。
分析対象となったデータベースによると、18カ月間にわたりGLP-1治療を受けた患者1万人あたり、約3~4件の虚血性視神経症の追加症例が観察された。リスクの全体的な水準は低いままだったが、症状が突然の視力喪失として現れるため、緊急の眼科評価が必要となる。
研究者は、観察された関連が薬剤の直接的な作用ではなく、患者の基礎的な健康状態の差に起因する可能性があると警告しており、リスクの原因について確定的な結論を得るには追加研究が必要だ。臨床医と患者は突然の視力変化に注意を払い、必要な検査を先延ばしにしないことが推奨される。
