オーストラリアでは、鳥インフルエンザH5N1ウイルスの拡大を受け、南米での海洋哺乳類の大量死から教訓を学び、地元の哺乳類保護のための対策を講じている。南米では2022~23年にH5N1ウイルスがアシカやアザラシなどのピンニペダ科の個体数を大幅に減少させた。オーストラリアではまだピンニペダコロニーに到達していないウイルスだが、地元哺乳類の保護に時間的余裕を与えている。
南米ではH5N1ウイルスの拡大により、アシカやアザラシなどのピンニペダ科の個体数が3万頭以上のアシカと1万7000頭以上のアザラシの子どもが死亡した。この事態は、ウイルスが哺乳類に適応し、迅速に拡大する能力を示している。オーストラリアではまだピンニペダコロニーに到達していないウイルスだが、地元哺乳類の保護に時間的余裕を与えている。
オーストラリアの当局は、南米での海洋哺乳類の大量死から教訓を学び、地元哺乳類の保護のための対策を講じている。これには、ピンニペダコロニーでの個体数調査、生きた動物の監視、死んだ動物からのサンプル採取、死体の処理、バイオセキュリティプロトコルの強化などが含まれる。
