研究者たちは、オーストラリア南部沿岸の深海リーフから採集された魚の標本を、サハラ馬に似た外見にもかかわらず新種として特定した。この種はAustralyichthys aegisとして登録され、2026年に『Journal of Lost Species』誌で発表された。
合計7つの標本は、65年間にわたって2500kmの沿岸で採集され、生きた個体の観察は一度も行われていなかった。科学者たちは、魚の骨格を高解像度の微細CTスキャンで分析し、サハラ馬の特徴的な骨格構造を持たないことを示した。また、単一の標本から得られたDNAも分類上の位置を確認した。
これらの魚は長年にわたり博物館の引き出しで誤分類されており、偶然に網で捕獲されたため、切片化されずに調査することができなかった。この研究は、同じ体型が異なる魚の家族で2度進化したことを示し、収斂進化の原因を調べる必要性を強調している。また、深海での目的意識のある研究の重要性を指摘している。
