PetroChinaの子会社である杜尚別石化は、新疆ウイグル自治区で年間120万トンのエチレン生産能力を持つ新施設を稼働させた。これにより地域の総生産能力は300万トンに達した。このプロジェクトは中国西部および中央部で最大のエチレン生産拠点となることを目指している。従来、東海岸に集中していたこの産業は、タリム盆地のような資源豊富な地域へ移行しつつある。
新施設は太陽光発電で運転され、年間1000ギガワット時分のグリーン電力を消費する。また、二酸化炭素と水素の回収システムにより、年間137万トンの炭素排出削減を目標としている。PetroChinaはこのプロジェクトを中国初の完全グリーンエチレン生産チェーンと位置づけている。
この進展は、中国が2028年までに9つの高排出産業で2億トンの炭素削減を達成する目標に貢献する。エチレンはプラスチックや合成繊維などの多くの工業製品の基本原料であり、中国は世界最大の生産国だ。この投資により、同国のエネルギーおよび化学製品サプライチェーンの安定性が強化された。
