ローレンス・リバモア国立研究所(LLNL)とコロラド州の国立標準技術研究所(NIST)の研究者は、Physical Review Letters に 2026 年掲載された研究で、閉じ込めイオン量子ビット間のより耐久性のあるエンタングルメント手法を開発した。

この手法では、ラジオ周波数とマイクロ波の場を、イオンの固有振動周波数に合わせたデチューニングで段階的に増減させた。周波数と振幅のランプにより、イオンの集合運動を位相シフトで符号化し、高温での動作や較正の必要性を低減する利点が得られた。

ランプ方式は、共鳴外領域で処理が遅くなるため速度はやや低下するが、システムのエラー耐性は向上する。研究者は、追加の保護シールドを備えた新しいイオントラップで本技術を検証し、エラーをさらに削減する計画だ。