Letaraは札幌拠点のスタートアップで、小型衛星スラスター向けハイブリッド推進システムの開発に注力してきた。現在、同社は大型ロケットシステム向けに宇宙・防衛・セキュリティ市場へ事業を拡大する計画だ。この拡大は、長年にわたる学術研究と実証実験を商業事業へ転換する取り組みを支援するために、2.6億円(約1600万ドル)の新資金で実現する。

投資ラウンドはHeadline Asia、JIC Venture Growth Investment、Incubate Fundが共同で主導し、NES Corporation、Toyoda Gosei、Frontier Innovationsといった戦略的投資家が参加している。Letaraの技術の核は、固体燃料と液体酸化剤を分離し、信頼性と一貫性のある燃焼を実現するハイブリッドロケット設計にある。同社は入手しやすく安価な材料を固体燃料として使用し、安定した燃焼を確保するための独自の製造プロセスを開発している。

Letaraの目標は、ハイブリッド推進システムの利用を制限する三つの課題、すなわち十分な推力の生成、性能の維持、燃焼制御を解決することだ。Letaraが成功すれば大きな機会が生まれる可能性がある。2032年までに世界のハイブリッドロケット推進市場は848 milyon dolrdに達すると予測される。