台湾国立大学の研究者らは、ミトコンドリア/エンドプラズミックレチキュラム(Mito/ER)領域でRNAウイルスのRNA合成を観察した。この過程でミトコンドリアヌクレアーゼENDOGが細胞質に漏出し、ウイルスRNAを分解する。

しかしENDOGが核に移動するとDNA損傷を引き起こす可能性がある。研究者らはミトコンドリア表面に固定したENDOG(MOM-ENDOG)という酵素を設計した。

この酵素はミトコンドリア領域でウイルスRNAを効果的に分解し、核DNAに損傷を与えない。修飾されたmRNAでコードされたMOM-ENDOGは、ベシキュラー・ストマチチス、インフルエンザ、デング、ジカウイルスの拡散を大幅に抑制する。