Worldは、ビオメトリック認証システムWorld IDの開発を目的に5250万ドルの暗号資産トークン販売を完了した。この販売は、Pantera CapitalやBain Capital Cryptoなどの機関投資家が12か月のロックアップ期間付きで実施した。同社の目標は、デジタル空間で人間をボットやAIシステムと正確に区別する信頼できる認証手段を提供することである。
World IDを取得するには、ユーザーが金属製の球体であるOrbという専用デバイスで虹彩をスキャンしなければならない。このデータは暗号化されたIDとして保存され、ユーザーには匿名の認証を提供する。Orbデバイスは、同社のオフィスや世界中の提携店舗に設置されている。
このプロジェクトは当初、Worldcoinという名前で暗号資産中心の取り組みとして始まったが、暗号業界からの批判を受けてWorldにブランド名を変更した。TinderやTicketmasterなどの企業と提携を結んだが、ユーザー参加率とスケーラビリティの面で依然として課題を抱えている。6月には構造再編の一環として人員削減を実施した。
