アメリカエネルギー省のブルックヘブン国立研究所で建設される世界初の偏極電子・イオン衝突実験装置(EIC)は、CERNとの共同研究により核物理学の基本的な疑問に答えを出そうとしている。この装置は、プロトン、ニュートロン、原子核の内部構造を記録的な精度で分析し、見える物質の基本的な構成要素について新しい知見を得ることを目標としている。

この装置は、偏極電子を偏極プロトンやイオンと衝突させて、基本的な粒子や力がプロトン、ニュートロン、原子核の特性をどのように形成するかを調べることが計画されている。プロジェクトの責任者であるLuisella Lariは、CERNのコミュニティがEICの科学プログラムに大きな関心を示していることを強調した。

EICの建設前に、CERNとの技術的な共同研究を強化して、将来の技術の開発に貢献することが計画されている。このプロジェクトについて、2026年に開催された第17回国際加速器会議で技術的な進歩や加速器の設計について議論するための会議が開催された。